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時代小説に夢中

読書

池波正太郎「火の国の城」を読んだら、加藤清正にぞっこん

「火の国の城」は、池波正太郎の忍者シリーズ「忍者丹波大介」の続編。 私は知らずに1番最初に「火の国の城」を手に取ってしまったけれど、面白く読めました。 前作の「忍者丹波大介」は、豊臣秀吉の死から関ヶ原合戦までで、「火の国の城」はその5年後から…

藤沢周平の短編集「夜消える」の(踊る手)は教科書に載せたい

藤沢周平と言ったら、多くの作品が映画にもドラマにもなっているので、知らない人はいないと思う。 映画だけでも 「たそがれ清兵衛」(2002年 配給:松竹 監督:山田洋次 出演:真田広之、宮沢りえ)「隠し剣 鬼の爪」(2004年 配給:松竹 監督:山田洋次 出…

私の時代小説作家

2021年4月、宇江佐真理の短編集「深川恋物語」から始まった時代小説愛。 前回も書いたが、宇江佐真理を読みつくしてしまう前に、他の作家を探して山本周五郎をみつける。 この2人の作家を読んでいるうちに、澤田ふじ子、北原亜以子も読むようになる。 2021年…

心揺さぶられた、山本周五郎「さぶ」

宇江佐真理の時代小説にハマって、次々に読んでいて不安になった。 それは、また読みつくしてしまったらどうしよう。 あとに読めるものを確保しておきたいと、そわそわ。 そして、他の作家で時代小説を探そうとネットで調べたら、”不朽の名作””時代小説の金…

時代小説にのめり込んだきっかけの作品は、宇江佐真理の「深川恋物語」

1年半振りの更新になります。 その1年半前の記事にも、さらっと紹介したのですが、改めて、読んだ本を記録に残そうと思いました。 深川を舞台にした、市井の人々の切ない想いを描く、珠玉の短編集。 第21回吉川英治文学新人賞候補作。 単なる恋愛ものでは…

本が面白すぎてあっという間の1か月半

せっかくの電車通勤なので、本を読まなければもったいない。 そう思って、自分の本棚から取り出した2冊。 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」 2003年に妻夫木聡と池脇千鶴主演で映画化されてたけど、去年はアニメ映画になっていたから、もう1回読んでみたくなっ…

「邂逅の森」を読んで、もののけ姫の世界が蘇った(追記)

今回「邂逅の森」もブロガーさんの影響で手に取ってみた一冊。 この数年は自分に読む体力というか、気力と言うものが失われていたため、小説らしい本は読めていなかった。 先日の「火花」と一緒に古本屋で買い求めたが、実は「邂逅の森」は手に取ってみると…

又吉直樹様、今頃「火花」を読みました

偶然かな、花火の栞がついていた 賞を取っている作品はどういうわけか手が伸びない傾向なのです。いつか読めるだろうと思いつつ受賞から6年目にして、ブロガーさんの影響で読む機会を得られました。 古本屋さんで買った文庫本はとても綺麗で、付いていた栞…

【読書歴】初めての文庫本は、壺井栄の「二十四の瞳」だった

最初に文庫本を手に取ったのが小学5~6年生のとき。 家に一人きりで時間を持て余していた時に、ふと目についた文庫本。 母が本好きだったので、母のものだったのか。 何となく手に取ってみた文庫本が、壺井栄の「二十四の瞳」だったのだ。 引き込まれて一気…

どんな時にも人生には意味がある:「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル

志村けんさん、ありがとう 志村けんさんは回復して元気に会見するイメージしか持っていなかったので、かなりショッキングで動揺しています。 踏ん張らなければ。 食い止めなければ。 ブログ更新 同じはてなブロガーのまりさんの言葉 「でも、桜はまた来年も…

手元に置きたい1冊「茨木のり子詩集」

読書で現実逃避 先日amazonで、初めて! Kindle版を購入してしまった。 かねてから、「紙をめくらずして本が読めるかーー!」と口には出さないが心の声が叫んでいたのにだ。 どうしてもすぐ読みたくて購入してしまった。 ポチしたらすぐ読めて マーカーなん…

令和初の「歌会始」放映を観て、田辺聖子著「小倉百人一首」を再読

1/16に、令和となって初めての新春恒例「歌会始」が、皇居で行われました。 たまたま仕事で訪問したお宅のテレビで放映されていて、仕事中なのについつい見入ってしまった。 今年のお題は「望(のぞみ)」 一般応募から入選者10人が招かれた中で、今回最年…

田辺聖子「文車日記」を読んで気分は平安へ

今日は、大好きな田辺聖子さんの数ある作品の中から「文車日記(ふぐるま日記)」の紹介。 田辺聖子作品はとにかく大好きで、文庫本を被り買いをしまうということが続いて、一時期は一覧表を作ったりしていた。 最初は恋愛小説から始まったのだけれど・・ 言…