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時代小説に夢中

靖国神社から神田古書店を散策

参道のイチョウ並木

初めての靖国神社

黄金色のイチョウが出迎えてくれた。

 

靖国神社

遊就館

遊就館は、英霊のご遺書・ご遺品をはじめ貴重な史資料が展示されている施設。常設展だけでも10万点に及び、刀剣類・武具甲冑・武器のほか、大型兵器も展示されています。22部屋の展示室と2つの映像ホールより構成されて、2時間かかりました。

 

 

その時に感じた気持ちも、日が経ってしまうと忘れてしまう。こうして書くことを整理していると、ああ、いけない、今日と言う日は2度とないんだと。彼たちのことを想うと、私たちはどんなに幸せか、大切な人を大切にすることを忘れないようにしたい。

 

 

 

知覧特攻基地の特攻の母として知られる、トメさんの玉子丼

ただの玉子丼だけれど、美味しかった。

www.yasukuni.or.jp

 

そして、神田神保町古書店街へ。

行ってみたかったところだ。

古書店街の一角

知らなかったのですが、世界一の本の街なのですか、オフィシャルサイトにありました。書店130店だそうです。

海外の人も多く、古書店街だけ賑わっていました。

 

購入した時代を感じる雑誌

本は新しくなるけど、雑誌はその時だけだとアドバイスを受けて購入した週刊朝日は、昭和26年3月発行のもの。

 

jimbou.info

パーキンソン病でも「好きなことをしたい」を叶えられるように

私が担当させていただいているNさんは、30代でパーキンソン病を発症。

若くして難病を抱え、入退院の生活を繰り返してきたため、家族以外の人と関わることがとても怖い。

現在は69歳になる女性だけれど、40代位にしか見えずとても可愛らしい。

近くにお母さん、弟さんが住んで手助けをして独り暮らしをしている。

毎日、看護師さんやヘルパーさんが支援をしている。

パーキンソン病は体が動かなくなってしまうため、日中は動けるようにお薬を調整しているけれど、効いていないときは寝がえりも自分ではできない。

だから、動けるときは好きなお掃除に熱中してしまう。やせているので狭いところに入り込んで抜けられなくなり、そのうち薬が切れてしまい次の日の朝まで動けずにヘルパーさんに発見されるということが数回あった。

今年の夏、またトイレの隙間に挟まって動けなくなり、今度は足にひどい傷が残ってしまった。

何度も注意をされていたのに繰り返して、今回は怪我もしてしまったために、弟さんからかなり叱られ、唯一の楽しみの観葉植物を全部取り上げられてしまった。

看護師さんからは、トイレ使用禁止令が出て、ポータブルトイレ使用を指示された。さすがに今回は反省したようで、拒否していたポータブルトイレを使用するようになって、トイレ以外の掃除だけを楽しみに過ごして2か月が過ぎた。

通院は近くの専門医へ、月に1回弟さんが車で送迎していたが、弟さんが通院の支援に限界を感じて、往診に切り替えることになった。

そこで利用者さんについての定期的に開催している会議が開かれた。

2か月間、あんなに嫌がっていたポータブルトイレもちゃんと使って落ち着いて暮らしている彼女に、何とか観葉植物を戻してほしい私は、事前に弟さんにお願いして「ひとつくらいなら構わない」と承諾を得ていた。

会議の場でNさんに喜んでもらえると思っていた。ところが、看護師さんからいとも簡単に却下。観葉植物を置くことで、陽に当てようとベランダへ出ようとしたら危険だと言うのだ。彼女は必死に、「陽に当てなくて大丈夫なのでいいから」と訴える。しかし、また怪我をしたらどうする、今の怪我も治りが悪くて骨髄炎になるかもしれなかったところなのに、施設に入ることになっても良いのか?世話のない造花にしたら良いと。

訪問看護のすべてがこんなに病院色が強いわけではない。在宅と言う場で、本人の望む暮らしを少しでも支援したいという看護師さんも多いけれど、とても残念で彼女をどう励ましたらよいのだ。

怪我が治ったら置いてもらえるように、早く怪我を治そうねと言うしかなかった。

自分の家なのに、好きな観葉植物のひとつさえ置かせてもらえないなんて、私の気持ちが収まらなくて。この仕事をしていると良く遭遇するジレンマだ。

 

翌日、初めての往診があったので立ち会った。

すると、部屋に入るなり先生は「あれ?観葉植物は?」と。

外来受診していた時に、彼女は好きな観葉植物のことを話していたのだ。

大チャンス。

先生にこれまでの事情を説明した。

先生は、「転倒も大事だけど、心の拠り所も大切だよ。」と。看護師さんに話しておきますって。

実現できるかどうかはわからないけれど、何て素敵な先生なんだ。

 

何もなければ月に1回の訪問なので、それから1か月後、訪問した。

 

彼女の元に帰ってきた、ベンジャミン

「枯れてなかった」と彼女。

弟さんはちゃんと面倒を見てくれていたのだ。

看護師さんはまだダメだと言っているらしい。知るもんか。

 

そして唐突に

「人生は短い」と。

「できることをしたい」と。

その通りだ、何もしてあげられないけれど、それを実現できるように寄り添っていきたい。

秋晴れの中、念願だった富弘美術館へ

富弘美術館からの景色

障がい者施設に勤務している頃に富弘さんの作品を知って、1度行ってみたいと思っていた。

その富弘美術館は、草木ダム湖に面したすばらしい景勝地にありました。

 

散策路からの景色

富弘美術館

シャボン玉をイメージした正方形の建物で、円筒状の大小33の部屋があつまった廊下も柱もまったくない造りとなっているそうです。

 

中学教師となりクラブ活動の指導中、不慮の事故で頸髄を損傷し、24歳で手足の自由を失った星野富弘さんは、口に筆を加えて文や絵を描くようになります。

どこまでも優しく美しい作品を観ていると、自分の小ささを思い知り、生きることのすばらしさを教えてもらえます。

 

富弘美術館のパンフレットから

 

www.city.midori.gunma.jp

ラディッシュ(二十日大根)で3品作ってみた

道の駅で手に入れたラディッシュ

新鮮なラディッシュが、120円というお値打ちで手に入った。

思わず安さと可愛さで買ってしまったものの、自分で料理をしたことがなかった。

1品はぬか漬けと決めていたけれど、他の食べ方を調べて作ってみた。

 

マリネ

マリネ

いつもの紫キャベツのマリネに、スライスして混ぜるだけ。

癖がないので入れるだけで美味しい。

 

ラディッシュの菜飯

ラディッシュの菜飯

葉は30秒ほど湯がいて冷やすと、綺麗な緑色。それを細かく刻んで、丸くて赤い根の部分をスライスして、塩揉みしてしっかり味を付ける。あとはゴマと一緒にご飯に混ぜるだけ。見た目も綺麗だけれど美味しかった。

 

ラディッシュのぬか漬け

ぬか漬け

半分に切って塩揉みして、ぬか床へ入れて24時間。(私は冷蔵庫保存なので)

見た目も鮮やかでお弁当の彩りにもぴったり。

 

赤い皮の部分はビタミンCがたっぷりで、葉っぱはβカロテン、カリウム、カルシウムを多く含んでいるそうだ。

栄養は生で食べるのが1番摂れるというので、スライスしてサラダで食べるのが簡単で良い。

 

 

秋の京都散策:京セラ美術館・東寺・イケメン仏像 編

京セラ美術館前から

3日目最終日は、平安神宮となりの京セラ美術館から。

 

京セラ美術館

竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー

京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳の約130点を堪能。

 

唯一カメラOKだった、晩年の作品

お庭も素敵でした

kyotocity-kyocera.museum

 

そしてお昼ご飯へ

 

志る幸さんの名物、利休弁当

まろやかな白みそのお汁、ねぎのぬた、ひとつひとつが美味しくてほっこり。

 

shirukou-kyoto.jp

 

京都最後の散策は

東寺の五重塔

美しいですねぇ

 

そして、もうひとつの美しいものに出会える東寺。

日本一イケメンと言われる仏像、帝釈天さまが講堂にいらっしゃる。

東寺にある講堂は、825年弘法大師によって着工されたそうです。

そうそうたる21体の仏像群に圧倒されながら、向かって左端に向かうといらっしゃいました。

イケメン仏像の帝釈天(パンフレットから)

www.butuzou-world.com

 

toji.or.jp

 

これも名物、京都・志津屋のカルネ

帰りの新幹線の中で頂いた「京カルネ」、これも美味しかった。

 

京都は観たいところがたくさんあって3日間では限られていますが、計画をしっかり立てて行ったこともあって、十分すぎるくらい楽しめて大満足の旅になりました。

 

3日目の歩数は、23700歩。

 

秋の京都散策:二条城・嵐山・広隆寺 編

二条城のお堀

二日目は二条城から巡る。

時代小説のブログでも書いたことのある、家康と秀吉の嫡男である秀頼が会見をした二条城。そして、大政奉還の舞台となった二条城。

二条城の正門、東大手

秀頼がここを歩いたのかな・・とか思いながら

 

二の丸御殿の正門、唐門。奥に見えるのが二の丸御殿

国宝である二の丸御殿の内部は、部屋数33、約800畳という広大な空間となっています。安土から江戸時代にかけて活躍した近世日本を代表する画家集団狩野派による障壁画や、極彩色の彫刻や金の装飾など、まさに豪華絢爛な造りになっています。
また、御殿の廊下は歩くと鳥が鳴くような音がすることから、鶯(うぐいす)張り」と呼ばれています。

 

歩くと鳴く、鴬張りの廊下の仕組み

二の丸庭園を観ていたら、しらないおば様が、「ちょっと、ちょっと」と声をかけてくれて教えてくれた。

二の丸庭園。京都でも、屈指の人気を誇る庭園だそうです。

 

嵐電に乗って、嵐山へ

 

小雨降る、渡月橋

てくてく、てくてく

嵐山の紅葉

さらに、てくてく

竹林の小径

周りは外国の人だらけ、見た感じ9割は外国の方々でした。

 

美味しすぎる焼き栗

新栗の焼き栗、ほっぺた落ちる美味しさでした。

 

osumituki.com

 

帰りの嵐電の中から、目の前に大好きな金剛力士を見つけて降りてみた。

室町時代に造仏された仁王像(金剛力士像)

東大寺の仁王様を思わせる男っぷり

飛鳥時代に創建された京都最古の寺

仁王様に惹かれて寄ってみたら、なんと京都最古のお寺で、国宝第1号の弥勒菩薩半跏像を蔵し、京都三大奇祭の牛祭を主催することでも知られているそうだ。

 

イタリア料理のプッチーロさんでディナー

目的のお店が閉まっていて、ふと入ってみたら、思いがけず美味しくて感動。

 

pucciro.com

 

1日の歩数は、24000歩。

予定外の行動が良かった1日。

 

秋の京都散策:貴船神社・下鴨神社・鴨川編

貴船神社

11月12日~11月14日の3日間、紅葉が始まってきた京都へお散歩の旅へ出かけてきた。

1日目は京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、貴船神社へ。

 

貴船川沿いの川床

帰り道

絶品のだし巻き玉子サンド

川床料理で有名な『料理旅館ひろ文』の板前さんが、沿道で注文を聞いてから目の前で焼いてくれるだし巻き玉子。想像以上の美味しさでした。

 

hirobun.co.jp

 

叡山電車の展望列車「きらら」

展望列車「きらら」の車内から

2023年11月3日~26日まで、もみじのトンネルを徐行運転してくれます。

eizandensha.co.jp

 

鴨川に近い、「ごん蔵」さんのカレーうどん

九条ネギのシャキシャキと、お揚げさんの甘さが絶妙。

他にもおいしそうなメニューがたくさんで、おススメです。

 

gonzo-kyoto.com

 

下鴨神社

ほんのり色づいているお庭

下鴨神社の遊覧馬車

 

鴨川公園

鴨川のトンビ

鯖街道口をみつけた

 

夕食は、松粂さんのコース料理

天ぷらとご飯とデザートは撮り忘れ。美味しかったけど、食べきれなくて困りました。

 

1日の歩数は、28000歩。

運動と、目の保養と、美味しいお料理三昧。

贅沢があと2日続きます。