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時代小説に夢中

直木賞受賞作「利休にたずねよ」は、千利休切腹の謎を解き明かしていく物語

新たに、時代小説作家さんを探してたどり着いたのが、山本兼一さん。 最初に選んだ作品が、第140回直木賞受賞作、「利休にたずねよ」。 PHP文芸文庫紹介文 女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ男・千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に…

生まれて初めて「ぬか漬け」にトライしたら大成功で、便秘も解消

ぬか漬け、上手くできました。 上手くと言っても、初挑戦としては大成功です。 ぬか漬けをたくさん頂く機会があって。 苦手なニンジンも美味しくて、ボリボリボリボリ。 結構な量を食べました。 そうしたら、自然なお通じが、うん十年ぶりに訪れた。 この感…

【日本を守る】2023年、ゲノム編集されたトマトの苗が全国の小学校に配布

2021年に、家庭菜園で無料でゲノム編集トマトの苗が4000人に配られ、 2022年、障がい児施設にも無料でゲノム編集トマトを配布され、 2023年、小学校の子供たちに学校でゲノム編集トマトを育てさせて食べさせると。 アメリカでは民間認証のNon-GMOマーク(遺…

和田竜 著「小太郎の左腕」は、鉄砲集団雑賀衆の11歳の最終兵器・・

鉄砲集団「雑賀衆」とは 「村上海賊の娘」「忍びの国」などは、かなり史実に基づいた作品であったけれど、今回は戦国時代が舞台のフィクションである。 フィクションではあるものの、「村上海賊の娘」にも登場していた、戦国最強の鉄砲傭兵集団「雑賀衆」の…

鹿児島へ散骨に行ってきた

上空から、夏の富士山 先日、ネットの記事が目に留まった。 高度経済成長の真っ只中、日本の音楽シーンの頂点に君臨した孤高のアイドル、ジュリーこと沢田研二の記事。 妻である田中裕子との仲睦まじい様子だった。 スーパースターは短命だ。マリリン・モン…

池波正太郎著「獅子」は、徳川に付いた真田昌幸の長男、信之のものがたり

かの関ケ原の戦いで、西軍に付いた父の真田昌幸、弟の幸村と別れ、家康の養女を妻にした長男の信之は東軍に属し、家康に評価されていたということは知っていた。 次男の真田幸村は、不利と分かっていても最期まで豊臣に付き、大坂冬の陣・夏の陣で後世にまで…

藤沢周平の短編集「時雨みち」

久しぶりに藤沢周平を読みたくなって、選んだのが短編集の「時雨みち」。 通勤の電車内で読むには、短編集はちょうどよい。 1979年~1981年の作品で、武家もの、市井もの11篇を収めている。 相変わらず、渋くて、男女の機微、人生のやるせなさを端正に綴って…

トイプードルのタロー、生まれて初めてクワガタと出会う

お前はだれだ? どこから飛んできたのか、家の前でひっくり返っていたコクワガタ。 連れてきて、タローとご対面。 危機一髪、食べようとしたので慌てて離した。 ご心配なく、きゅうりとトマトで、元気にしています。

気になる「洗濯機ホース」を100均のアレで隠してスッキリ

掃除がしにくい、洗濯機ホース ずーーっと気になって2年が過ぎた、洗濯機の排水ホースの場所。 拭きにくいし、ホースの蛇腹の埃なんて見て見ぬふりして、ラップを撒こうかとか考えていた時。 インスタグラムで、これだ!というのを見つけた。 プラダンをご存…

朝倉かすみ著「平場の月」を読んで、心がヒリヒリしてしょうがない

とにかく、まいりました。 脳なのか、心なのか、後遺症だ。 ヒリヒリ、痛い。 朝倉かすみ、何もの? この「平場の月」は、山本周五郎賞を受賞していて、直木賞候補にもなっていた。 久しぶりに時代小説以外を読もうとしたのは、先輩ブロガーのくーさまが紹介…

生誕100年に池波正太郎記念文庫をたずねて

自分の誕生日に、大好きな池波正太郎の生誕100年記念の聖地へ行ってきた。 池波正太郎記念文庫ホームページ 台東区中央図書館に併設されていて、なんと無料なのだ。 池波正太郎記念文庫は、上野・浅草を故郷とし、江戸の下町を舞台にした「鬼平犯科帳」など…

【邦画】レジェンド&バタフライをプライムビデオで鑑賞

今年、1月公開の「レジェンド&バタフライ」が、もうプライムビデオで配信するというので観てみました。 織田信長と、信長の正室濃姫の、出会いから最期までの33年間を描いたラブストーリー。 合戦シーンなどはないので、途中ちょっとウトウトしてしまった。…

熊谷達也の「我は景祐」は、明治維新の影で散ったもう一人のヒーロー

2022年11月ごろから会津藩の最期に興味を持ち始め、そこから幕末、明治維新関係を読み始めた。 revivel.hatenablog.jp 今年、2023年1月に、池波正太郎著「幕末遊撃隊」を読んで、新たな実在したヒーローに感動して、幕末ものはひと区切りしたつもりでいた。 …

動物とともに暮らすことは簡単ではない

我が家のタロー トリミングをしたばかりなので、すっきりしています。 今年の9月で7歳になるタロー。 幸い、タローはこれまで大きな病気をすることもなく元気で助かっています。 インスタグラムを良く見ているのですが、プロフィール画像をタローにしている…

仕事に必需品の指サックたち

指サックいろいろ データの時代になっているのに。 未だに、紙をめくる業務が多く、指サックはボールペンと同じかそれ以上に必要な事務用品だ。 いろいろ種類はあっても、結局、使うのはいつも同じものになる。 私が使っているのは、右から3番目のシンプルな…

隆慶一郎「吉原御免状」は、家康が影武者だったというお話し

隆慶一郎を読むのは2冊目になる。 面白い。 主人公の松永誠一郎は、生後十三日目で宮本武蔵に拾われて、25歳まで肥後の山中で育てられる。武蔵の死後、武蔵の書状をもって訪れた、江戸・吉原で裏柳生との争いに巻き込まれる。二天一流の達人で、実は後水尾院…

トイプードルのタロー、シャンプーとフェイスカットのビフォーアフター

さあ、シャンプーですよ。この表情... フェイスカットの前に、トリミング屋さんに併設しているウォッシュルームでシャンプーをする。 トイプードルは臭いのない犬種だけれど、夏場はシャンプーをさぼると、タローはちょっと生臭くなるのである。 ぶ、ぶ、ぶ…

春まっさかり、上越新幹線で水上温泉へ

上越新幹線 4/1(土)~4/2(日)、人生初の上越新幹線に乗って、水上温泉へ行ってきた。 なんて美しいフォルムなんでしょう、上越新幹線。 妙義山と桜 車窓からの景色も素晴らしかった。 これは鈍行の上越線から見えた、すそ野の美しい妙義山と満開の桜。 埼玉…

電車の中で盗撮の現場を見てしまったとき、あなたならどうしますか

書こうか、書くまいか、悩んで書くことにした。 タイトルの件を経験してしまったのだ。 朝夕の通勤は満員電車に揺られている。その日はちょっと早く着いて、1本早い電車に乗れた。いつものぎゅうぎゅう詰めより余裕があって、ホッとしていた。 その日も文庫…

沢木耕太郎「春に散る」を読んで、ボクシングが苦手ではなくなっていく

ネット上で、佐藤浩市×横浜流星W主演で映画化「春に散る」と言う記事をみつけた。 「春に散る」の公式サイトをのぞいてみると、好きな山口智子も出演する。 佐藤浩市のコメント、「生き様があっても生き方が見えない漢たちが、自身のこれからと最後を賭けて…

シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」を観て、感動とおしりの痛みと

アレグリア広告 先日、お台場ビッグトップで「アレグリア」を観てきた。 チケットは去年の11月にSS席を買い求めたけれど、すでにS席に近い所しかとれなかった。 アレグリアの座席表 コロナ禍の影響で5年ぶりの再開。 あの頃、演者さんたちが解雇になったニュ…

長谷川平蔵から「死ぬことと見つけたり」の斎藤杢之助に浮気する

時代小説ばかり読むようになって2年余り。 時代小説は、市井ものから捕物帖、剣豪小説などジャンルも多く、いくら読んでも飽きることがない。 いろいろ調べているうちに、「そうか、私はチャンバラ好きなのだ・・」ということに行きついた。 そして、隆慶一…

ビートルズのドキュメンタリー映画「Mr.Moonright」に泣けた

正式には、 ドキュメンタリー映画『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』 2023年1月27日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開 感想は、「とても良かった」のである。 ドキュメンタリーなので、ビートルズの…

神戸で「劇場型水族館アトア」と神戸ビーフを堪能

日本最大の球体水槽 精霊の森フロアでは、ゾウガメがお散歩 2021年10月にオープンしたアトアは、アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館です。 神戸、三宮駅から南へ徒歩18分ほど。 外観はコンクリート造りで、水族館とは思えない建物だったの…

【駅弁】東京駅の、のり弁が美味しすぎる

東京駅で買える、のり弁が人気で食べられないと聞いていたけれど、買えた。 いくつか種類がある中で、金華鯖のり弁を。 もう美味しいのなんのって。 副菜もすべて美味しいの。 のり弁の海苔は、有明産海苔が2段になってる。 「おばあちゃんの紫蘇まき」とや…

「村上海賊の娘」は面白すぎて、一気読み

2022年のマイベスト本に挙げた、「鬼平犯科帳」以来のワクワク感でたまりませんでした。 映画化された「のぼうの城」を書かれた、和田竜による長編歴史小説。 第35回吉川英治文学新人賞 2014年本屋大賞 第8回親鸞賞 文庫本、全4巻。 1巻目は人物把握で時間が…

池波正太郎「幕末遊撃隊」は明治維新へのタイムマシン

去年2022年秋から幕末に関する時代小説を読んできた。 会津藩に興味を持ったことから始まった幕末ものも、ひとまずこれで一区切りになる。 そして、幕末の名剣士、伊庭八郎を私は知らなかった。 代々にわたる心形刀流の道場で、江戸でも名流とうたわれた剣家…

新年あけましておめでとうございます

2023年もよろしくお願いします。by タロー 新年早々、ネタに困ったので、タローに登場願いました。 昨年は1年半ぶりにブログを再開することができて、自分でも驚いています。 優しいブロガーさんたちとの再会、新しい出会いをありがとうございます。 みなさ…

【2022年私のベスト本】池波正太郎「鬼平犯科帳」

「鬼平犯科帳」はテレビ時代劇でお馴染みの方も多いかと思います。 私は時代劇を観ていないけれど、名前くらいは知っていた。 2021年11月に池波正太郎を読むようになってから、「鬼平犯科帳」はタイトルが何となく手に取ろうとする気にならず、やっと手にし…

搬送先が決まるまで2時間、救急隊員の優しさに頭が下がる

私が担当している最高齢者は99歳で一人暮らしの女性。 主な症状は腰痛で、週1回の整形外科への通院と、近くのスーパーに週2回ほどの買い物を自分でしているのだ。 とても気丈で、しっかりされていて、「爪の垢をください」とずうずうしくお願いしたこともあ…