「鬼平犯科帳」はテレビ時代劇でお馴染みの方も多いかと思います。
私は時代劇を観ていないけれど、名前くらいは知っていた。
2021年11月に池波正太郎を読むようになってから、「鬼平犯科帳」はタイトルが何となく手に取ろうとする気にならず、やっと手にしたのは2022年4月。
最後の24巻を読み終わったのが8月。
「鬼平犯科帳」を読み始めてから、毎日が楽しくて楽しくて、鬼の平蔵こと長谷川平蔵に会いたくて会いたくて、まるで恋焦がれてるかのようであった。
最後の24巻を手に取り、『とうとう終わっちゃうのか、寂しいな、どんな終わり方だろう・・』と、何も知らず。
なんと、未完であったことを知って、唖然として頭が真っ白になったことを覚えている。
江戸幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵は、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、妾腹の子として苦労をした鬼平は放蕩無頼の限りを尽くし、義理も人情も心得ている。
お縄になった盗賊の中には、鬼平に惚れ込んで鬼平の「密偵」となり、命がけの働きをするようになる。
来年は古本で買い求めて、また1巻からゆっくり読みなおしたい。
ホント、面白いので読んでいただきたい。
2022年、私の最高傑作でした。
くーさんのブログで「鬼平犯科帳」の面白さを上手に伝えてくださっています。