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時代小説に夢中

都道府県魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力を伝える

日本三大名瀑の袋田の滝

 

私の出身は栃木県で、お隣が茨城県、そして現在は埼玉県在住。

なんと、この三県はいつも魅力度ランキングの最下位争いの常連。

今回は2023年度の最下位である、茨城県を観光してきたのでお披露目します。

 

歴史的に有名な日本を代表する滝3つを選んだ日本三名瀑

一般的には日光の華厳の滝、熊野の那智の滝、奥久慈の袋田の滝日本三名瀑だそうだ。

これだけでも、3つのうち2つが栃木県と茨城県だ。

そうそう、今回は寄らなかったけれど、日本三名園のひとつは茨城県偕楽園。あとは石川県の兼六園岡山県の後楽園。

 

三名瀑、三名園では弱いのかしらねぇ。

お次は、

竜神大吊橋

竜神峡にひろがるV字形の美しい渓谷の中を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上に竜神大吊橋はかけられました。橋の長さは375mあり、歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇ります。竜神大吊橋ガイドより

3箇所の「のぞき窓」から、湖面を覗くこともできる。

しっかりした作りなので揺れることもなく、そして1度に3500人が渡れるらしい。

竜神大吊橋からの景観は中国の山水画みたい

 

ohtsuribashi.ryujinkyo.jp

 

お次は、

天心記念五浦(いずら)美術館は、建物もお庭もとても立派でした

天心記念五浦美術館は、岡倉天心横山大観をはじめとする五浦の作家たちの業績を顕彰するとともに、優れた作品が鑑賞できる美術館として平成9年11月8日に開館しました。当館の建つ北茨城市の五浦は、明治39年日本美術院第一部(絵画)が移転し、岡倉天心や五浦の作家たちが活躍した歴史的な地です。当館では天心や五浦の作家たちに関する様々な資料を所蔵、研究しており「岡倉天心記念室」でそれらを紹介しています。(ホームページより

 

企画展の案内が、磨き上げられている床にも写っている。

私の大好きな仏像の修理に携わった、新納忠之介さんの業績はすばらしいものばかりでした。

 

親切な案内スタッフさんのおススメの品

なぜおススメかというと、高野山、壇上伽藍・金堂のご本尊、阿閦如来薬師如来)が再建されたときの記念写真で、実際にお目にかかれるのは非常に難しいご本尊だそうだ。なので、この写真でしか見られないと仰っていた。

1926年に旧金堂が全焼し、再建された時に大仏師の高村光雲が造った御本尊の薬師如来。その時の貴重なお写真。

816年に弘法大師空海真言密教の道場を開いてから1200年目を迎えた高野山で、約80年もの間、厨子内に安置していた秘仏を初公開したのが2015年。

この時に見られた方はラッキーでしたね。

その見られた方のブログをはてなブログで見つけた。

hiro3582.hatenablog.com

 

次のお宝は

明治30年の全国宝物取調書

天然岩絵具

東大寺にある仏像の修復のために、摸刻された本物のような品々もたくさんありました。

また、案内スタッフさんがとても丁寧に説明してくれたので、お勉強になりました。

www.tenshin.museum.ibk.ed.jp

 

泊まったお宿は、

うぐいす谷温泉 竹の葉さん

お宿の入り口すぐそばの景観

レトロな造りの18畳の広いお部屋

豪華なお夕食、隣には豚しゃぶも

メインは金目鯛の煮つけ

お料理は、金目鯛の煮つけは当然ながら、お刺身も、前菜の一品一品すべてが美味しく、無理だと思っていた豚しゃぶは、あっさりしているので食べられてしまうという感動的なお料理でした。アンコウ料理も大人気のお宿です。

温泉はお湯加減が良く、いつまでもポカポカ気持ちよく温まりました。

 

さて翌日は、

風物詩のネモフィラとコキアで有名な、ひたちなか海浜公園のアイスチューリップ。

季節柄、お花はすくなかったけれど、面積約215haの広い園内は7つのエリアに分かれ、サイクリングロードが整備されているので、気持ちよく園内を走れた。海に面しているので景色も良く、サイクリングだけでも十分に楽しめる。みはらしの丘からの展望は、360度見渡せて素晴らしいったらない。

 

お昼ごはんは、大洗海鮮市場の回転寿司で新鮮なお寿司をたらふく頂きました。

 

www.osakana-tengoku.com

 

ラストは大洗磯前神社

大洗磯前神社の大鳥居

次の神磯の鳥居は、季節を問わず、日の出の時刻には、絶景を写真に収めようと多くの写真愛好家が集まるようです。

岩礁の上にたつ神磯の鳥居。右端にかもめがちょこんと..

朝日だけでも美しいのに、神磯の鳥居と朝日が見られたらご利益がありそう。

 

www.oarai-isosakijinja.net

 

実は、すべて初めての場所だった。

自分の知らなさすぎに驚くばかりで、茨城県を侮ってはいけませんよということ。

ぜひぜひ、立ち寄ってみてください。

茨城県とは何も関係はないけれど、来年は最下位を返上できると良いのに。