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時代小説に夢中

夫に先立たれて4年目、映画「君たちはどう生きるか」を一人で観てきた

宮﨑駿「君たちはどう生きるか」

なんか、自虐的なタイトルですみません。

これが言えるようになったということが、自分凄いな、と自分に感心しているのだ。

 

観たいと思いながら、一人では行く気にならずもんもんしていた。

そうしたら今日、無性に力がみなぎってきて、「行こう!」と思い立ってすぐにPCで11:10からを予約していた。

急いで着替えてお化粧して、電車に乗って行ってきた。

 

今回の宮﨑駿作品は、宣伝しないのが宣伝らしく、興行収入は初動4日間だけで比べると『千と千尋の神隠し』を超える記録だそうだ。

で、映画開始直後からニュースを気にしていたのだけれど、評価が二極化していると。

 

そして私の感想は、独りで観て正解だったな。

二極化も良くわかる感じ。

正直なところ、わけがわからないという感想は多いと思う。

ネタバレしたくても、何というか説明が難しいし。

 

でも、今の私が観る映画だったと感じた。

ちょうど今日、力がみなぎって、映画を観よう!と行動できた自分と重なった。

 

それから

ジブリファンと一緒に観ていたら、つっこみたいところはたくさんあった。

大叔父様の服、大好きな「風の谷のナウシカ」のオームみたい。

とか。

ヒミが抱きついて泣いた姿は、メイと被った。

 

だって、宮﨑駿さん82歳で10年ぶりだもの、とにもかくにも観なくちゃでした。

 

終わって駅に着いたら2時をまわっていた。

今から家に帰ってお昼ご飯は面倒だ。

 

凄いな、わたし。

ふふん、独りで日高屋へ入ったよ。

もう、恥ずかしいけれど、さも独りが慣れたかのように、颯爽と入ったのであった。

 

いっぱしの大人になった気分。

ね、眞人。