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大好きな日本を守りたい

尾瀬を歩く

尾瀬ヶ原の湿原 「はるかな尾瀬、遠い空」

本州最大規模の高層湿原、尾瀬が原を歩いてきました。

1度行ってみたかった尾瀬

もしかしたら尾瀬も壊されてしまうかもしれないと思い立ち、ハイキングツアーのキャンセル待ちをしたら5日前に空きの連絡が入った。

尾瀬ヶ原に出るまでの山道からの沢

尾瀬ヶ原に出るまで、行きは下りなので60分、帰りは登りで90分。

帰りは結構きつかった。

2023年にできた新しい木道

尾瀬は東電が所有してるんですって。

なのでTEPCOの印が押されている。

でも多くはかなり傷んでいて、注意しないと危険な個所もたくさんあった。

ここは木道と地面の高低差がそれほどないが、高い所は2~3mくらいある。

 

植物最強の毒を持つ、トリカブトが紫の花を咲かせている(中央)

スマホで撮っているので見えにくいですね。

ガイドさんがとても詳しく説明してくれて、そのたびに「どれどれ」とスマホを持ったり夢中になって、木道から足を踏み外してしまいました。

「大丈夫?どこか打ってない?私でも落ちることがあるので気を付けてください」とフォローしてくれて恥ずかしさも半減。

あとで見たら、膝にかなり大きく内出血と擦り傷ができていた。

尾瀬ヶ原 雲がかかって燧ケ岳(ひうちがたけ)が隠れてしまった

2000m級の山々に囲まれた一大景勝地

冬は4mの積雪になるそうです。

水芭蕉の時期はGW開け頃だそう。

吾亦紅の先にトンボが

木道脇にイモリくん発見

モウセンゴケが可憐な花を咲かせてる

モウセンゴケは湿地に生える食虫植物。

昔から何度も、ダムを造る話が出てきたが、自然が守られてきた尾瀬

新聞の見出しに、「ダムかコケか」と載ったことがあるそうだ。

 

歩荷(ぼっか)さん(荷物を背負って山越えをする人)

初めて知った、歩荷さんの存在。

写真は荷物がないので帰りだと思うけれど、100kgくらいを担ぐ強者もいるそうだ。

2018 年 9 月 23 日実施「尾瀬の大切な歩荷さん」イベントQ&A 

 

山小屋で休憩中の歩荷さんに声をかけて撮らせていただきました

 

尾瀬の花、オゼミズギク(黄)とハクサンコザクラ(紫)

帰り道、一生懸命に説明してくれていたガイドさんが、木道から足を踏み外して転げ落ちました。

「ほら、僕も落ちるんですよ」と優しいガイドさんでした。

 

尾瀬を後世に伝えることは、県民あげての願いである。」

尾瀬はまだ健在でした。

外国人も不思議なくらいほとんど会わず、守られていました。

 

今日の歩数:20000歩

 

先日、政府が「国内全ての国立公園での高級リゾートホテルを誘致」という、またも売国方針を打ち出した。

日本自然保護協会は、自然保護上の問題を指摘する意見書を国に提出。

高級リゾートホテルって、外資のホテルが建って、外国人が泊まることになるわけです。そんなことになったら尾瀬も終わってしまう。

 

 

 

 

 

美しい尾瀬のあとに載せたくはなかったけれど、軽めのものを載せました。

 

尾瀬を歩きながら、考えたのは

支配している極一部のもののしていることは、到底、人としてできることではないことをしている。

とても私には書けないので、気になる方は調べてください。(DSのしていること)

そんなことが許されるはずがない、天罰がくだるはず・・

そんな風に考えてしまう私も、結局は甘いんだな。

実際良く考えたら、周囲にだって優しい顔をして平気で騙したりできる人もいるんだから。

経験上、優しそうに見える人ほど、裏があったり、地位や名誉に弱く、偏見が強かったりする。

そういう人がパワーを持ってしまうと、今の日本のように恐ろしい事になる。

 

人の皮をかぶった悪魔が居るんだという事。

そして哀しい事に、天罰が下ることもなくのうのうとお日様の下を歩いているという現実。

 

ややもすると、うつむいて歩いてしまうから

「胸を張って!」

「顔を上げて!」

自分に言い聞かす。