埼玉県の「嵐山渓谷」は、らんざんと読みます。
昭和3年秋、日本で初めての林学博士・本多静六博士が当地を訪れて、美しい景観を眺め、京都の嵐山の風景によく似ているとのことで、“武蔵国の嵐山(むさしのくにのあらしやま)”と命名されたそうです。
紅葉の美しさは、本当に素晴らしかった。朝早くに訪れれば、人も少なく、紅葉を独り占めできて、穴場スポットです。
「比企の渓 槻の川 赤柄の傘を さす松の 立ち竝(なら)びたる 山の しののめ」
色とりどりの自然が織りなす紅葉の美しさは、写真では目でしか感じられません。でも、その場所へ行くと、五感すべてで感じることができるので、この写真をみて是非行ってみてほしいと思います。
落ち葉や山栗のイガを踏む感覚、澄んだ空気の肌触り、まるで鏡のように清流に写った木々たちの美しさ。
体にも心にも染みます。
無償で、こんなご馳走をくれる自然に感謝です。
ぺこぺこのお腹を満たしてくれたのは、増田屋さんのとりてん蕎麦。
帰りには、おがわ温泉に寄って汗を流します。
時間を作るのが難しく、備忘録ブログになりそうです。