2024年5月10日(金)から公開している「ジョン・レノン失われた週末」。
レビューが気になって急に観たくなった。
上映している映画館が限られているので、仕事を半日でしまい行きやすい映画館をさがして観てきた。
観終わってすぐに立てなかった。
ネタバレありです。
失われた週末とは、ヨーコと別居していた18か月間のことだ。
失われた、その週末の期間を、ジョンはどうしていたのか。
私たちが知っているジョン・レノンは、ヨーコを介してのジョン・レノンだった。
映画「ジョン・レノン失われた週末」は、失われた週末の18か月間を一緒に過ごしていたメイ・パンによる自伝的作品となっている。
メイ・パンは70年12月からジョンとヨーコの個人秘書として働いていた。
73年9月、ヨーコから別居を言い渡されたジョンが、メイ・パンとともにヨーコのもとを離れたとたん、ミュージシャン仲間がジョンの元を訪れるようになる。74年3月には、ポールとリンダが会いにやってきて、居合わせたメンバーとジャム・セッションをしている貴重な映像を目にすることが出来た。
4月1日、メイ・パンが撮影した、ビートルズ解散後唯一のジョンとポールのツーショット写真は、プールサイドでリラックスした2人が会話している。
18か月間の貴重な映像や写真と、ジョンが描いたメイ・パンとの愛のイラストは、知らなかったジョン・レノンに出会えてうれしかった。
そして、メイ・パンと別れることなく、ずっと一緒にいたなら、ジョンはもしかしたら・・と思わざるをえない映画になっていた。
でも、冷静に考えて調べてみると。
ジョン・レノンは、凶弾に倒れる前に、あるインタビューで発言している。
「世界は狂人によって支配されている。」
「僕がそれを暴露すれば、狂人扱いされて消されるだろう」
この発言のあとにジョンはいなくなってしまった。
ジョンの名言たち
- 自分の心は自分でめんどう見なきゃ。かわりなんか誰もつとめちゃくれないよ。
- 幸せになることに躊躇してはいけない。
- 結局、あなたが受け取る愛はあなたが与える愛に等しい。
- 愛とは、育てなくてはいけない花のようなもの。
- 僕がこれまでどうやってきたかは教えられるけど、君がこれからどうするかは自分で考えなきゃ。