revival

時代小説に夢中

通勤電車であれこれ考えるの巻き

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5年ぶりに大阪以来の電車通勤をしている。

すごく目についたのが、リュックを前に背負う(前だから背負うとは言わないかな)人、人、人。

 

電車に乗るとき、リュックは前に抱えるって知っていましたか?

5年前まで大阪で電車通勤をしていたけれど、リュックを前に抱えている人は見かけなかったような気がする。

どうもその後くらい、2018年の電車内「迷惑行為」の1位が、リュックだったみたい。

それで、駅のホームでも「リュックは前に」とアナウンスが流れるようになったようです。

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Myリュックを撮るための、アクセントのぬいぐるみが気になるタロー

 

私はと言うと、前に書いた3日職場で”仕事用バッグはリュック”と指定されて、amazonで購入したから持っている。いちいち前に抱えるのが面倒で、電車に乗るときは手に持つようにしている。

 

それにしてもリュックの人が多い。

学生から、サラリーマンから、おばあちゃんまで、とにかくリュック率が高い。

ふ~む、なぜだ?

ホーム、電車の中でそんなことばかり考えてしまう。

 

良く見ていると、高校生のリュックは凄い。何が入っているのか、パンパンに人一人分位はありそうな膨らみ具合。これは「迷惑行為」と言われても仕方がないなぁと思った。

でも、どうして皆がリュック?

私が学生の頃は皮の学生カバンだったぞ。

リュックと言ったら、遠足か登山くらいのイメージなのだ。

 

そうか、時代は変わったのだ。

でも、サラリーマンまでリュックは何故だ。

 

ホームを眺めていると、みーーーんなスマホ見ながら歩いているか電車を待っている。

これだな、スマホ持つのにリュックは両手が空くもの。

私も前はそうだった。スマホゲームを今年1月末で卒業した今は、スマホをほとんど見ないので人を眺めては妄想したりしている。

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駅のホームで見つけたベンチ

ある朝のこと。

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たまたま女性専用車に乗った直後、男性発見!

不思議なもので、女性の中に男性がいると「アレ?」とわかるのですね。

みんなスマホを見ているので、気付いた人は何人いるのか。

当の40代くらいの男性も、スマホを見ているので恐らく女性専用車に乗ってしまったことに気付いてない様子。

 

気付かないまま到着することをお祈りします。

万一、気付いてしまったときの男性の心境を考えると・・・

(-人-)

 

 

 

 

パワーハラスメントは慣れてしまうものなのか

4か月半ぶりに仕事復帰します。

体も頭も、ゆっくりし過ぎてしまって、戻れるのかしらん。

これ程のんびりした時間はコロナのせいでもある。

人生でこんなに、ゆっくり時間を取れたことは初めてなのに、友達に会っておしゃべりを楽しむことも、旅行もできないのだから。

 

恥ずかしいお話しをしちゃいます。

何もしないで家に閉じこもるのが怖かったので、引っ越しが落ち着いたらすぐに復職したかった。

タイミングよく、条件が良い職場から、「是非に」と言ってもらったので、12月に新しい職場へ就職したのでした。

 

実は、3日で辞めました。

 

人生で初めて!

3日で辞めてしまうなんて!

 

4日目が休みだったから考える時間を作れてしまったのだ。4日目が休みでなかったら続けていたのだろうか。

利用者の引き継ぎ訪問が始まってしまう前の今しかない!と、布団の中でもんもんとしながら夜中に決心した。

 

その職場は、大きな法人でいくつかの市で施設を運営し、私が勤務した施設は開設して5年位の比較的新しいところ。ケアマネジャーの部署は私を入れて5人。そのうち1名はケアマネジャーを兼務した管理者である。

面接ではその管理者が是非にと望んでくれた。

勤務初日から、管理者と一緒に地域の関係機関へ同行訪問をした。同行の車の中ですぐに始まった話は、部署内のケアマネジャーMさんについて。要は、仕事ができないということを繰り返し、困っていると。

私が管理者経験があるため、聞いてほしいのだと思って親身に聞いていた。

そのMさんは私の隣の席であったが、電話応対などを聞いていても、そこまで酷いようには見えない。そして、Mさんが何をしていても、その管理者は「Mさん、それはどういうこと?どうして、そういう対応をしたの?!」と1日中、叱責している。ちなみにMさんは管理者より年齢は上である。Mさんは、「すみません、気を付けます。」と1日中謝っており、みんなの前で何度も問い詰められて、委縮してしまって返答ができなくなっている。

事務所は薄いついたて1枚で仕切られているだけで、ついたての向こうには、施設長も含めて他の部署の職員が10名くらい居る。丸聞こえだ。

他2名のケアマネジャーは新人で、ここの管理者の指導で育っているため、「素直で仕事もできる」と可愛がっている。

2日目もMさんの不満を同行の車の中でずっと訴えていた。そして、新人2名をAさん、Bさんとしておく。管理者が突然、「お米に例えると、Aさんが『白米』で、Bさんは『もち米』なんだよね。白米は万人に愛され、もち米も違った味だけど万人に愛されている。Mさんは『サフラン米』で、美味しいけど毎日は食べたくない。」と。

 

(心の声)おい、おい、何を言い出すのだ・・

 

続けて、「Aさんは「お水」で、Bさんは「麦茶」、Mさんは「苦瓜茶」なんだよね」

 

・・・・・・・

 

私がやっと言えたことは、「管理者は何米ですか?」(これには「わからない」と答えていた)

どう終わらせたらよいのだ。

「じゃぁ、私は五穀米とかですかね」と話を終わりにした。

 

この聞きたくない話は、管理者が困っていて多少の経験がある私に向けての相談だと思い、私としてはMさんのフォローをしていこうと考えていた。

ところが、夕方になって新人2名が戻ってきたら、私に話していたサフラン米と苦瓜茶の話を新人2名に話し出して、笑っているのだ。

 

これが管理者?

 

この管理者は施設の開設時に就職し、ケアマネジャーの経験があるため、当たり前であるが制度については当然詳しい。これまで牽引してきたという自信が、変なパワーを持ってしまったのではないかと思う。そして、周囲も完全に感覚が麻痺してしまっている。

 

この誤ったパワーの軌道修正を、私にできるのか。

今の私には無理だ。

 

勤務4日目の朝、相談したいことがあると、施設長と管理者に伝え、それぞれ別室で退職の意向を伝えた。

施設長は、「どうして。経験もある方なのに」と言うため、「経験があるが故だと思います。管理者のMさんに対しての言動が行き過ぎで、居たたまれないので退職を決心しました。」と。

施設長は、「それは私も気づいてはいたが、開設当初から今まで頑張ってくれているのでね」と。

管理者にも同じように、「Mさんへの言動は行き過ぎていて、居たたまれない。申し訳ないが退職を決めました。」と。

 

そして私は、もう慌てて就職先を決めることはやめて、4か月半も経ってしまいました。

 

 

 

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タローとずっと一緒にいたけれど、これから日中はひとりぼっちになってしまうので、今日は足を延ばして遠い公園へ散歩に。

 

今度は3日で辞めることがないといいんだけど。

大宮で道に迷ったら、女子高生が優しくてハグしたくなった

確定申告の相談で、さいたまスーパーアリーナへ行ってきた。

確定申告で、さいたまスーパーアリーナ

 

「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわー」を歌うAdoさんは、将来の夢が”さいたまスーパーアリーナでコンサートをしたい”って、今朝のTV番組で言っていた。

そんな、夢のさいたまスーパーアリーナで確定申告。

さいたま市、凄いな。

さいたま新都心駅で降りて、徒歩5分と言うスーパーアリーナの方向へ向かっていたが、右側に見えるけれど降り口が分からない。

LINEで事前申し込みをしており、予約時間が迫っていた。適当に階段を降りようとしたら、少し先に女子高生がいたので「すみませーん、スーパーアリーナはこっちで合ってる?」と聞いてみた。

 

「一緒に行きましょうか?」

 

(えええーーー!なんて優しい子なの)

降りていた階段を戻って来てくれるではないか。

申し訳ないので、方角を聞いてお礼を言って別れた。

 

こころが潤ってくる。

元気になって普通に生活できているけれど、カラッカラだったこころに潤いをくれた。

ありがとう。

 

 

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無事に着きました。

こんなにどでかい所で確定申告。(しつこい)

 

この数年は医療費が莫大だったので確定申告で還付金があった。

令和2年度は10月途中で退職していたので、年末調整もしていなかった。よって、収入も少なくなっていたし還付金があると思い、国税庁 確定申告書等作成コーナーでいつものように自分で作成した。

ところが、2900円の税金を支払う計算になったのだ。

2900円て、払えない額ではないけれど、腑に落ちない。

そのために、さいたまスーパーアリーナまで相談に来たのである。

 

担当になった税理士さんが、これまた優しかった。

「辛いことを聞いてごめんなさいね、必要以上のことは聞きませんからね。」と、とても配慮してくれて、専門書で調べたり他の税理士さんに聞いてきたりしてくれて。

90万円位の控除されるものが抜けていたのだ。

 

人と関わることで辛くなることもあるけれど、人の力ってやっぱり凄い。

 

還付金も予想以上にあったこともあるけれど。

 

いい日だったなぁ。

優しい女子高生、ハグしたかったなぁ。

 

「邂逅の森」を読んで、もののけ姫の世界が蘇った(追記)

 

今回「邂逅の森」もブロガーさんの影響で手に取ってみた一冊。

この数年は自分に読む体力というか、気力と言うものが失われていたため、小説らしい本は読めていなかった。

先日の「火花」と一緒に古本屋で買い求めたが、実は「邂逅の森」は手に取ってみると厚かったので躊躇した。今の自分に、これだけの本が読み切れるのか?(いま測ってみたら2cmあった)

やめておこうかと考えながら、裏表紙を見た瞬間に買うことを決めた。

なんと、解説が田辺聖子さん。

読む運命だ。

ほとんどを読んでしまった私にとって、田辺聖子さんの文章を新たに読める発見に嬉しくて仕方がない。

 

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 田辺聖子さんの解説は、次のようにあった。

私は、人生の終わりちかく、幸運にも、それらと、文字通り「邂逅」した。

本書の「邂逅の森」にめぐりあえて、よかった。私はこの小説によって、親愛なる狩人、マタギたちの人生や、東北の地の雪、氷、嵐、アオシシ(ニホンカモシカ)や熊の体臭、咆哮を、身近に感ずることができた。

書物(ほん)は尊むべきかな。

活字の伝えるいのちの何という威力(ちから)。

 これは一部であるが、もうこれだけで十分に読みたくなるでしょうし、私が感想を述べるまでもない。

 

<紹介文>

秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。

読み進めると、 2cmの厚さは一切感じられず読めてしまった。

「邂逅の森」はマタギとして生きる、松橋富治の一生であるが、そこには大自然と、獣の世界がある。富治のように厳しい地に生まれ、生きるために代々マタギを生業にするしかないマタギ

マタギとは、熊を狩る人だと思っていたが、熊に限らず、アオシシ(ニホンカモシカ)、オコジョ、テン、タヌキなど小動物まで食べていくために狩っていた。山間部の農地も持てない者は、山の恵みでマタギを育ててきた。獣の肉を乾燥させて、厳しい冬を越すのである。

特にアオシシは肉が旨く、毛皮としてこれ以上のものはなく重宝された。

しかし、第一次世界大戦の勃発により、日本は毛皮の輸出国となり、日本軍のシベリア出兵で、軍部は毛皮収集に乗り出し毛皮価格が高騰。

マタギではないものがこぞって山へと繰り出すようになる。

本物のマタギは、必要以上の獲物は獲らないという山の掟を守り、山の神様のたたりを恐れさまざまな祈りをしている。

 

ニホンカモシカをアオシシと聞いて、思い出したのが「もののけ姫」のシシ神さま。シシ神さまも、ニホンカモシカがモデルのようです。

富治はマタギの辞め時に悩み、ラストは山の主である化け物のような熊と死闘を繰り広げる。

大自然と、獣。

人間との共存のバランスの難しさ。

私の中では完全に、「もののけ姫」の世界が蘇ってきてしまった。

 

最近ではエサを求めて、熊が人の暮らす場所へ降りてきているニュースを良く聞く。

ちなみに、最後のマタギは佐藤良蔵氏。

2009年(平成21年)春、二連発銃を地元北秋田警察署に返納し、200年続いた伝統的な狩猟文化は姿を消した。

blog.goo.ne.jp

 

秋田の方言が良く、異世界マタギの暮らしはとても興味深く面白かった。

念のため、R指定です。

 

2021/3/7追記

私のこの記事を、記者さんをしていらした文章を書くプロのくーさまが、ご自身のブログで紹介してくださいました。

くーさまのブログ名は、「ことばを食する」。

くーさまから放たれた文字たちは、それはそれは美しく、うっとりしてしまいます。

そんな美しいことば達に囲まれて、この記事が紹介されて感無量です。

www.whitepapers.blog

 

 

Zoomで研修とグループワークを初体験した

私の仕事は研修がつきもので、資格も既定の研修を受けないと更新ができないという、地位の低い資格となっている。反して合格率は低く、昨年2020年は17.7%だった。国はケアマネジャーを無くそうとしているとしか思えないな。

いけない、不満爆裂になってしまうのでこの辺で止めておきます。

Zoomについて

今やWEB会議ツールの代名詞となっており、「Web会議システム」の利用シェアは「Zoom」35%、「Skype」18%、「Microsoft Teams」18%(2020年5月)となっている。

また、ZoomやGoogle Meetの場合、アカウント登録は主催者のみで良いので、参加するだけならアカウントの登録が必要ない。

 Zoomミーティングとチャット

そう言えば、前の職場では毎日、全部署から当番が参加してちょっとしたミーティングがあった。そこで配布資料をみた隣の同僚がひそひそ話で「200mってなあに?」と聞いてきた。耳で聞くと、へ?何のこと?と思うが、資料の文字をみて笑いをこらえるのが大変だったなんてことがあった。

インストール、設定が簡単だった

 ネットで探した「使い方」の通りにしてみたら、いくつかの手順で簡単にできてしまった。

できてしまったというのは、PCに自分が写っている。

今回の研修は必須ではないので、実際にインストールをしてみて上手くいったら参加してみようと思っていた。

離職をしてもう4か月になるので、仕事復帰するためのウォーミングアップと言うか何というか。それに、これからは恐らくこういったオンライン会議が増えていくであろうから、慣れておかなければというのもあった。

私が参考にさせてもらったサイト

www.sedesign.co.jp

Zoomで研修参加とグループワーク

 4か月も仕事を離れていると、自信もなくなっているし、グループワークとか緊張するな、気が重いなぁと、自分で決めたのに直前までうだうだしていた。

最初は戸惑ったものの、研修はオンラインでも問題なくできた。講義中は参加者はミュートになっているので、質問なんかも簡単にチャットでできたりする。

グループワークは5名程度のグループに分かれ、普通に会話ができた。記録はホワイトボードを利用して全員が記録を見ることもできる。

Zoomを使った感想

Zoomというものが、こんなに簡単にオンライン会議ができることがわかったので、今後はいろんな場面で活用ができそうである。

自宅の場合は家の中が写ってしまうが、背景を選べる機能もあるので心配がない。

それより、オンラインは自分の顔が写っているので、自分の表情に気を付けるので良いかもしれない。他の方を見ていると、やはり笑顔は見ていて感じが良い。

 

そうは言っても、このまま世の中がオンラインばかりになってしまうのかという怖さも感じるのが本当。

これまでの普通が普通じゃなくなって、どうなっていくのか。

又吉直樹様、今頃「火花」を読みました

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偶然かな、花火の栞がついていた

賞を取っている作品はどういうわけか手が伸びない傾向なのです。いつか読めるだろうと思いつつ受賞から6年目にして、ブロガーさんの影響で読む機会を得られました。

古本屋さんで買った文庫本はとても綺麗で、付いていた栞もたまたまなのか「火花」の最後に出てくる熱海の綺麗な花火の写真で、前に読んだ人を想像してしまいます。

 

でも、「火花」より前に出ていたエッセイ「第2図書係補佐」は読んでいて、ご自身のエピソードを交えた本の紹介は面白くとても気に入っていました。この時から純文学が好きなことは知っていたけど、まさか執筆してしまうなんて。

 

しかも芥川賞を受賞してしまうなんて。

 

単行本の累計発行部数は村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を抜いて、芥川賞受賞作品として歴代第1位だそうですね。どこまで行ってしまうのですか。

 

喜ばしい事なのに、素直に喜べなくてごめんなさい。それはきっと、私はピース又吉が好きだったのです。

最近の芸人さんは、やたら声が大きくて、しんどい。ピース又吉は面白かった。思わずくすっと笑ってしまう話術は、やはり3000冊以上の読書量の賜物ですか。

ピースの前に”線香花火”というコンビでご活躍をしていて、人気があったことを知りました。で、2003年8月に”線香花火”として解散。「火花」はフィクションだけれど、ご自身の経験がベースになっているんだと気づきました。受賞後のTV番組で、「共感できなくても芸人の世界を理解してほしい。」と語っていますね。

 

「火花」は漫才愛で溢れています。私は漫才が好きで、大阪に住んでいる頃は良く”なんばグランド花月”へ通っていました。TVでは拝見することのない、「まるむし商店」なんて最高に面白い。

 

「火花」はもの哀しかった。これが純文学なのでしょうね。

だから手が伸びないのかもしれません。

ハッピーエンドが好きだから。

勝手だけれど、せめて物語くらいはハッピーエンドであってほしいのです。

いつか、ピース又吉の漫才に会えることはできますか。

大きな声を出さなくても面白い、漫才を聞かせてください。

待っています。

 

 

 

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

 

 

電気屋の店員さんの神対応に、対面は必要であるということ

読者登録をさせてもらっている「somewereborntosingtheblues」さんの記事を読んで、そうだ!私も嬉しかったあの店員さんのことを書いておこうと思った。

somewereborntosingtheblues.hatenablog.com

仕事上どうしても受けないといけない研修がある。コロナの影響で研修も参加型から変化している。今回はDVDと資料が届いて、レポートを提出するという形。当初は参加するより楽じゃん、と思っていたが、いざDVDを視聴しようとしたらDVDが視聴できない。

今のノートPCってDVD視聴ができないの!DVDを入れるところがない。

そして、少し前の記事に書いたが、ミニマリストを目指してBlu-rayレコーダーを手放してしまっていた。あれって、DVDも視聴できたんだと思う。

得意のAmazonで調べたら、3000円前後で☆4つ以上がたくさんあったので購入しようと思ったけれど、悪い口コミを見るとほんの少数の「まるで使えない」がどうしても気になって仕方がない。で、何年ぶりだろう、電気屋さんへ行った。

種類はあまりなかったので、3000円ちょっとで「売上No1!」とあったものを購入。40歳代の男性店員さんに確認すると、視聴にはソフトをダウンロードすれば良いと教えてくれた。

帰って早々に視聴してレポートを出してしまいたかった。ところが、WinDVDというソフトをダウンロードしてシリアル番号を入れてもPCが認識してくれない?何度やっても「ファイルを存在しません」と出て来て使えない。(ファイルじゃなくてファイルじゃないの?とPCに向かって何度突っ込んだか)

サポートの電話は繋がらなかったのでメールで問い合わせの回答を待った。

翌日昼頃まで待ったが回答がないので、購入した電気屋さんへ返品可能か確認をした。すると、故障であれば返品できると。電気屋さんで使えるかもしれないけど、私のPCで使えなければ困るのである。なので、私のノートPC(NEC LAVIE)を持って行っても良いか尋ねると了承してくれたので持って行った。

昨日の男性店員さんが対応してくれた。お店のwi-fiに繋いでくれて目の前で一緒にダウンロード。wi-fiが遅くてシリアル番号を入れるまで凄い時間がかかったけど、全然イライラ感を出さずに付き合ってくれた。結果、昨日と同じで「ファイル存在しません」となり、対応策をいろいろ調べてくれたけどダメで、機器自体は認識しているので故障ではないがダウンロードができないという状況。

そして店員さんが別の機器を持ってきてくれた。それがBUFFALOのポータブルDVDドライブで、ソフトはダウンロードではなくDVDが機器に付いているもの。なるほど。それ良い!そうしたら、それもちゃんと使えるか一緒に確認作業をしてくれたのである。

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ポータブルDVDドライブはDVD付きが良いよ

しかも40円安かった。申し訳なくて40円は返金不要だったのだけれど、そういう訳にはいかないらしく返金してくれた。

今回はAmazonじゃなくて大正解だった。3000円程度のものにこれだけ時間をかけて対応してくれて、久しぶりに人との対面での意味みたいなものを実感できた。マスクをしても飛沫防止カーテン越しでも、人の温かみが感動だった。

無事にレポートも提出できた。

電気屋の店員さん、ありがとう。

 

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